韓国 基本証明書とは何か?

 

今回は、帰化申請や相続の手続きに必要となる基本証明書とは何か?について見ていきたいと思います。

 

 、基本証明書は、家族関係登録簿の基本になる証明書です。

 

 基本証明書が必要となる場合とは?

 

 では、基本証明書が必要となるのは、どのような場合でしょうか?

 

 帰化申請の場合

 

 帰化申請の場合、申請者本人の基本証明書が必要となります。

 また、申請者の父母が亡くなっている場合は、その亡くなった父母の基本証明書が必要となります。

 

 相続手続きの場合

 

 登記の手続きの場合、亡くなられた被相続人の基本証明書が必要となります。

 また、亡くなられた被相続人の相続人(配偶者や子、兄弟)の基本証明書も必要となります。

 ここで、気を付けなければいけないのは、家族関係証明書に被相続人の「死亡」の記載があっても、それだけで死亡の証明書として見てもらえません。よって、被相続人の基本証明書が必ず必要となります。

 これは、銀行や年金等の相続手続きでも同じです。

 だいたいの場合、基本証明書と、家族関係証明書と婚姻関係証明書がセットで必要となります。

 

 基本証明書には何が載っているのか?

 

 では、基本証明書には何が載っているのでしょうか?

 

 本人に関する基本的な登録事項である出生、国籍、改名、親権、死亡等が記載されています。

 婚姻、養子縁組、特別養子縁組に関する事項以外で法律と規則が規定する本人の記録事項に関する事項が記載されます。

 一つ注意すべき点は、証明書の発給時の状態だけが表示され、変更前の状態は表示されないというところです。

 

 基本証明書の他の証明書にはない特徴

 

 基本証明書にあって、他の証明書にはない特徴があります。  

 それは、登録基準地欄の下にある家族関係登録簿事項欄です。

 ここには、登録基準地の指定、変更、または訂正に関する事項や、家族関係登録簿の作成または閉鎖に関する事項が記載されます。

 例えば、最近では、韓国で新住所制度が始まったことによる登録基準地の表示の変更が書かれています。

 韓国では2014年1月1日から、法定住所が従来の地番(土地ごとの番号)に基づいた住所から、道路名と建物番号を基準とする「道路名住所」に変更となりました。

 例えば

 ソウル特別市江南区清潭洞1-1(カンナム区チョンダムドン)が、

 なんと! ソウル特別市江南区島山大路404に!!

 それによって、家族関係登録の証明書の登録基準地の欄も、原則として新住所で書かれることになりました。

 ですので、見慣れていた本籍地の地名や地番と記載されている表示がまったく異なる場合がありますので注意が必要です。

 

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